教えて!環境博士:ごみ問題のこと
2020年05月26日
- どんなごみでも捨てていいの?
- 可燃ごみはどんなものが入っているの?
- どうしたらごみを減らせるの?
- どうしてごみを減らさなくちゃいけないの?
- ごみのリサイクルってなぁに?
- どんなごみがリサイクルできるの?
- 古新聞でどんなことができるの?
- 牛乳パックからは何が作れるの?
- ジュースのカンもリサイクルできるの?
どんなごみでも捨てていいの?
どんなごみでも捨てていいなんてとんでもない!燃えるごみや燃えないごみ、リサイクルできる資源物など色々な種類があるから、ちゃんと分けないとだめじゃよ。ここ東埼玉資源環境組合は、燃えるごみを処理しているところなのじゃ。
ごみピット
可燃ごみはどんなものが入っているの?
紙や布、ビニール、ゴム、革製品、木など、色々な種類のごみがあるんじゃが、金属などの燃えないごみも混ざっており、焼却炉の故障原因にもなるんじゃ。
缶
びん
どうしたらごみを減らせるの?
そうじゃな、色々と方法はあるが、「スーパーの袋など、ごみになるものはもらわない、使えるものは修理してつかう、紙類やペットボトルなどは資源回収に出す」などはすぐにでもできることじゃな。
どうしてごみを減らさなくちゃいけないの?
ごみは燃やしてしまえばいい、と思っておるじゃろうが、ごみを燃やすと地球にとって良くないものを増やしてしまうんじゃ。地球が病気になってしまったら我々も住めなくなってしまうじゃろ?だから少しでもごみを減らしてみんなで地球を守っていかなければならないのじゃ。
青い地球
ごみのリサイクルってなぁに?
”ごみのリサイクル”というのはじゃな、ごみをただ燃やしてしまうのではなく、ごみを原料としてまた新しいものに作り替えることじゃ。
ごみを燃やした熱で、発電するのもリサイクルじゃ。
ごみの量を減らすことはもちろん、森林などの自然を守る意味でも大切なことじゃ。
どんなごみがリサイクルできるの?
色々なものがあるが、代表的なものは、古新聞、ダンボール、牛乳パック、アルミ缶、スチール缶、ペットボトルなどじゃ。
リサイクルしてできた商品にはリサイクルのマークがついておるんじゃ。色々なものを注意してみてみるとよいぞ。
紙製品
ペットボトル
電池
飲料缶
プラスチック
古新聞でどんなことができるの?
古新聞からは、再生紙という新しい紙をつくることができるんじゃ。古新聞1トン分をリサイクルすると、なんと高さ8メートルの立木を20本も守ることができるのじゃ。
牛乳パックからは何が作れるの?
牛乳パックからは色々なものがつくれるのじゃが、みんなが毎日使うものではトイレットペーパーが代表じゃな。30枚の牛乳パックからトイレットペーパーを5個作ることができるんじゃぞ。
ジュースのカンもリサイクルできるの?
もちろんリサイクルできるとも!
ただ、ジュースのカンはおもに「アルミ缶」と「スチール缶」の2種類があり、それぞれ違うリサイクルに使われるんじゃ。
アルミ缶は自動車の部品などに、スチール缶はビルを作る鉄骨なんかにリサイクルできるんじゃ。