教えて!環境博士:その他の施設のこと
2024年08月20日
- 堆肥化(たいひか)施設って何をするところなの?
- 汚泥再生処理センターって何をするところなの?
- 運ばれてくる汚泥の量は?
- 生し尿と浄化槽汚泥って何?
- 汚泥再生処理センターで出た汚泥はどうしているの?
- 汚泥再生処理センターで出たにおいはどうしているの?
堆肥化(たいひか)施設って何をするところなの?
堆肥化(たいひか)施設は第一工場にあるんじゃ。
公園や道路の木の枝を切ったり、河川の草を刈ったりしたものを燃やさないで、植物の栄養分となるたい肥を作っているところじゃ。このたい肥は、花と緑のまちをつくるために使われ、また土にもどるんじゃよ。
枝の破砕
堆肥の熟成
汚泥再生処理センターって何をするところなの?
汚泥再生(おでいさいせい)処理センターは第二工場にあるんじゃ。くみ取り式トイレのおしっこやうんち、浄化槽(じょうかそう)にたまった汚泥を集めて、機械でしぼって汚泥と水分に分け、水分は微生物の力を使ってきれいな水にして、草加市の公共下水道に流しているところなんじゃよ。
汚泥再生処理センター
運ばれてくる汚泥の量は?
1日に約100台のバキュームカーがやってきて、平均247キロリットル運ばれて来るんじゃ。
生し尿と浄化槽汚泥って何?
くみ取り式トイレからバキュームカーで運ばれるものを「生し尿」と言い、浄化槽を清掃したときに出るものを「浄化槽汚泥」と言うんじゃ。
汚泥再生処理センターで出た汚泥はどうしているの?
脱水(だっすい)した汚泥は第二工場ごみ処理施設に運ばれて、ごみを燃やす燃料(助燃剤)として再利用されるんじゃ。
汚泥再生処理センターで出たにおいはどうしているの?
受入室の扉を二重にしたり、微生物や活性炭の力を利用してにおいを取り除いて、外に出ないように工夫しているんじゃよ。
受入室
活性炭吸着装置