国際標準化とISO14001について

2012年09月25日

※ISO14001の認証は、平成29年3月31日をもって返上しました。

■ISOとは

ISOは、本部をスイスのジュネーブに置く民間の非政府組織です。日本語の正式名称を「国際標準化機構」といい、言語により略称が変わることを避けるため、ギリシヤ語のisos(均等、均質)にちなんだ「ISO」が短縮名と定められています。
このISOは、かつてそれぞれの国が自国の規格で製品を製造し、貿易を行っていましたが、それでは 利用する場合に支障をきたしてしまうので、そこで国際的に統一した規格をつくろうという趣旨で、工業製品の国際規格制定のため昭和22年に設立されました。

■ISO14001とは

近年、二酸化炭素などの温室効果ガスによる地球温暖化、木材伐採による森林破壊など地球規模の環境問題が発生しました。このため、地球環境を保護する目的で、平成4年にブラジルで開催された「地球サミット」をはじめ数々の国際会議が開かれました。
この中で環境問題を継続的に改善していく国際的取り組みが必要となり、このため、ISOに対し環境に関する国際標準化への取り組み要請があり、「ISO14001」が制定されました。
「ISO14001」とは、公共機関や企業が自主的に環境問題に取り組み、継続的に改善し、実行していくための管理システムの国際標準規格です。
これは、(1)環境方針 (2)計画(Plan) (3)実施と運用(Do) (4)点検と是正措置(Check)  (5)経営層 による見直し(Action)の5段階のシステムを策定し、右図のようにPDCAサイクルを繰り返しながら改善を図っていくものです。

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