解体工事Q&A

2012年09月25日

1)ダイオキシン類について

解体工事説明会でも皆さんが心配をしていましたが、ダイオキシン類とは、どういうものでしょうか。

ダイオキシン類とは何ですか?

ダイオキシン類は、炭素、酸素、水素、塩素が熱せられると自然にできる化合物です。

ダイオキシン類はどこから発生するのですか?

ダイオキシン類の発生源は、ごみの焼却だけでなく金属精錬等によっても発生します。また、森林火災や、火山活動などでも生じるといわれています。

ダイオキシン類はどういう性質があるのですか?

ダイオキシン類は、無色の固体で、ほとんど水に溶けませんが、脂肪などには溶けやすいという性質を持っています。

ダイオキシン類の毒の強さはどのくらいですか?

ダイオキシン類は、「毒性の強い物質である」といわれますが、実際の環境中に存在する量は、極微量ですので、日常生活の中で摂取する量により急性毒性が生じるような、すなわち、誤って飲み込んで急性毒性が生じるといった、事故が起こるようなことは考えられません。

ダイオキシン類の基準はどうなっていますか?

ダイオキシン類に対する主な基準には、次のものがあります。

□ 耐容一日摂取量(TDI)・・・4pg-TEQ/kg体重/日
* 耐容一日摂取量とは、人がダイオキシン類を一生涯にわたり摂取しても健康に対する有害な影響が現れないと判断される体重1kg当たりの1日当たり摂取量のことをいいます。
体重50kgの人の場合では、4pg × 50kg = 200pgのダイオキシン類を毎日摂取続けたとしても、健康に影響を及ぼさないということです。

□ 大気環境基準・・・年平均値 0.6pg-TEQ/m3以下
* 大気以外に水質、底質、土壌の基準も定められています。
* pg(ピコグラム) = 0.000000000001g(1兆分の1グラム)
東京ドーム1杯分の水の中に角砂糖1個(1g)を溶かしたときに、その水1cc中に含まれる砂糖の量が、1ピコグラムになります。

ダイオキシン類をどれくらい取り込んでいるのですか?

体重1kgあたりに直した量で1日に約1.43pg-TEQ/kg/日です。
このうち食べ物からとる量が約1.41pg-TEQ/kg/日と大部分を占めています。
(環境省による平成17年度の調査)

2)解体工事のダイオキシン類対策について

今回の解体工事にあたっても、ダイオキシン類対策に十分配慮します。

施工上の留意点は何ですか?

建物内に目張りをし、排風機により内部の気圧を低くして外部への有害物質の飛散を防ぎます。焼却炉の壁等に付着したダイオキシン類は、高圧水によるジェット洗浄等で除去します。

ダイオキシン類の測定結果を公表するのですか?

建物から外部に排出される排気は集じん設備により粉じんを取り除きます。その際、排気口の粉じん濃度を測定しダイオキシン類濃度に換算した数値をリアルタイムで表示します。測定結果は、ホームページ上でもお知らせします。
第二工場周辺地域のダイオキシン類測定を行いホームページ等で公表しています。

調査結果についてはこちらをクリックして下さい。

解体工事の現場見学はできますか?

解体工事説明会の中で、ダイオキシン類や粉じんの飛散防止・高圧洗浄水の処理施設等が適切に設置され周辺環境に配慮した工法である旨を住民の皆様に見ていただくことが要望されました。このため一層のご理解・ご協力をいただくために工事現場見学会を開催いたしました。

工事現場見学会実施状況はこちらをクリックして下さい。