設備

2015年05月21日

■5市1町のし尿を集中処理

 

第二工場は、東埼玉資源環境組合を構成する5市1町のほぼ中央部に位置しているので、効率的な搬出入を可能にしています。この立地条件を生かし、5市1町のし尿と浄化槽汚泥はすべてここに運び込まれ、1日当たりの処理能力は430キロリットルとなっています。

従来、第二工場の処理水は古綾瀬川に排水していましたが、平成8年度の改造工事により工場内で中間処理をした後、公共下水道を経て終末処理場で最終的な処理を行います。この方式は河川への負担を軽減し、河川水の浄化にも役立ちます。これも東埼玉資源環境組合と埼玉県中川流域下水道事務所との連携により実現しました。し尿処理施設としては、もっとも合理的なプラントであり、時代の最先端を行くものとなっています。

1. 受入設備

バキューム車により各家庭から収集されたし尿や浄化槽汚泥は、投入車室の投入口から受入槽に入ります。投入車室入口にはトラックスケールが設置され、搬入量が正確に自動記録されます。また、投入車室の前後に自動扉が設置されているほか、バキューム車用排臭装置も設けるなど臭気の散逸を防ぐ工夫がされています。

2. 脱臭設備

本施設では、臭気の発生源を密閉構造として臭気の散逸を防ぐとともに、捕集した臭気は生物脱臭塔、活性炭吸着塔などの組合せにより万全の脱臭対策が採用されています。

3. 前処理機

し尿や浄化槽汚泥の中の布やビニールなどの夾雑物を除去して以後の処理工程での障害を防止します。夾雑物はスクリュープレスにより圧縮脱水され、し渣としてごみ処理施設で焼却します。

4. 造粒・濃縮設備

貯留槽に貯められたし尿及び浄化槽汚泥は、ポンプにより造粒・濃縮設備に送られ、薬品により、造粒濃縮処理を行います。汚泥の凝集は、2種類の薬品を使用して粒状にします。

造粒濃縮した汚泥は、汚泥と上澄液に分離され、汚泥は脱水機に送られ、上澄液は後貯留槽に送られます。

5. 汚泥脱水機

造粒濃縮された汚泥は、ベルトプレス型脱水機で脱水します。これにより低含水率の脱水ケーキが得られます。脱水ケーキはコンベアで汚泥ホッパに送られます。また、脱水ろ液は後貯留槽に送られます。

6. 希釈・放流

脱水ろ液は、工業用水で下水道放流基準値以下に希釈します。これをポンプにより公共下水道に放流します。

7. 下水処理場

放流された処理水は中川流域下水道終末処理場(三郷市にある処理センター)でさらに処理されます。

8. 汚泥ケーキホッパ

汚泥脱水機で脱水された汚泥ケーキは汚泥ホッパに貯められます。これを専用のダンプカーでごみ処理施設へ運び乾燥焼却します。

お問い合わせCONTACT

第二工場業務課

電話 048-936-1251